商品情報 日本製 ◆素材 手織り三河木綿『刺子(さしこ)』・・綿100% ◆ご注意事項 *「由布」はリサイクル帆布ですので、組成に多少のバラツキがあり、時には違う色糸がわずかに混じる事もございますが、強度や使用上には、差し支えはございませんので安心してお使い下さい。
◆サイズ 195mmx120mm(横 x 縦) ◆重量 35g ◆お手入れ方法 *防水はしておりませんので、雨・水濡れにご注意下さい。
*防水スプレーを使用する場合は、目立たない部分でお試しの上、スプレーしてください。
*手洗いできますが、繊維の性質上、多少縮みます。
*洗剤は、一般的な洗濯用の中性洗剤をご使用ください。
*特に汚れている部分には、中性洗剤を塗布し、しばらく置いた後、歯ブラシなどでやさしくこすり、水またはぬるま湯で手洗いしてください。
*塩素系の漂白剤は色落ちの原因となりますので、絶対使用しないでください。
*洗濯機で30秒ほど脱水した後、裏返して手で形を整え陰干ししてください。
*アイロン仕上げをする場合は、スチームアイロンのご使用をお勧めします。
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※日本国内発送のみの取扱いとなっております。
Domestic shipping only.小銭入れやカード、小物の収納に便利なお洒落なポーチです。
今は織る人の途絶えた幻の手織り三河木綿「刺子」で作りました。
エコ帆布製のOTOMEバッグとのコーディネートが楽しめるOTOME FUOポーチS。
*OTOME(おとめ) バッグシリーズは 軽くて独特の風合いのエコ帆布「由布(ゆう)」を素材にして、九十年の伝統につちかわれ た日之出の職人の技術により、ひとつひとつ丁寧に縫製された「エコカッコイイ」バッグや ポーチなどのファインgoodsです。
*開発の経緯 2003年9月、日本初のエコマーク認定モップ「ひまわり」を大手自動車メーカーの展示会に初出展した時、モップだけではつまらないとの遊び心で、バッグを作って一緒に展示したところ、リサイクル帆布のやわらかい風合いがとてもいいと、若い女性社員さんに大人気になりました。
当時、エコモップを作ってみたものの、耐久性を要求されるレンタルモップとして採用してくれる企業がありませんでした。
まだまだ、リサイクルはみすぼらしいもの、壊れやすいものという観念が一般的でした。
丈夫なことは、使ってみていただければ解りますが、「エコ製品が素敵」というイメージは、一部の方しか持っていませんでした。
エコモップやエコマットが丈夫なだけでなく美しい事を証明したいと強く思い、一流品の美しいエコバッグを作る事を決意しました。
エコ帆布を「由布(ゆう)」と名付け、社員からデザインを100以上も集め、各地の展示会・デパートを見て回り、研究を重ねました。
2008年9月には、東京の展示会で、創作三河木綿「なごみの風」との出会いがありました。
規則正しいしま模様、薄手の平坦なこれまでの三河木綿と全く違い、さまざまな色糸が不規則なグラデーションを織りなし、生地はやや厚手で、何色かの糸を重ねて縒った色糸が立体的に見える創作三河木綿の美しさ、風合いの面白さにすっかり魅了されて、蒲郡の織布デザイナー小田順子さんを訪ね、もの作りの姿勢、子育て感等に意気投合し、ちょうど織り上がった生地を分けていただき、由布にアレンジした作品の創作を開始しました。
数年の努力の後、優れた日本製品を支援するために、東京・表参道に開店したセレクトショップRinの展示品公募にインターネットを通じて応募し、2作品が採用となりました。
2009年5月から展示していただき、10月には伊勢丹新宿本店で開催された「ニッポンの手仕事展」に日本の伝統工芸品と共に選ばれて出展することができました。
*OTOME FUO(おとめ ふう)は 手袋生まれのエコ帆布「由布(ゆう)」に、三河木綿「刺子(さしこ)」をアレンジして創作したシンプルでどんなシーンにも合わせやすいバッグやポーチなどのファインgoodsです。
*エコ帆布「由布(ゆう)」とは 「由布(ゆう)」とは、由来(=ストーリー)のある布、さまざまな繊維製品を経由して、再び蘇った布の意味です。
また、もめんの木綿(ゆう)、優しさの優(ゆう)、あなたへのYOU(ゆう)に通じる思いを込めて「由布(ゆう)」と名付けました。
「由布」は、2002年秋、日之出株式会社がエコモップを作るために開発したリサイクル帆布です。
元は自動車部品や精密機械を製造するのに活躍した真っ白の木綿の作業用手袋です。
繰返し使用され、穴が空いたり、切れたりした手袋を工場からお預かりし、愛知県岡崎市でもう一度ワタにして、糸を紡ぎました。
その糸の一部をモップ糸に、一部をモップ糸を縫い付ける布に織り上げました。
不揃いなネップのあるエコ糸を豊橋市の芳賀織布工場の昔ながらのシャトル織機で織っていただいたので、ふんわりとやわらかい古布のような独特の風合いのある由布(ゆう)が誕生しました。
*手織り三河木綿「刺子(さしこ)」とは 今は織る人が途絶えた蒲郡市の幻の手織り三河木綿の「刺子」です。
北欧のファブリックにも通じるような洗練されたデザインが「由布(ゆう)」によく似合います。
後継者にと望まれていた織布デザイナー小田順子さんの手元に眠っていた最後の刺子帆布を、日之出株式会社に譲っていただくことができました。
*日之出株式会社 明治時代末期大英博覧会職員として東京市(当時)から派遣された初代の松本繁次郎(銀座・安藤七宝店社員=当時)は、イギリス・アメリカ10年の滞在経験から日本での生活様式の欧米化を予感し、1920年東京深川に平安堂松本商店をおこし、日本初のモップ製造販売を開始しました。
以来、時代の変化にあわせ、バレンモップ(=海軍の甲板清掃用モップ)、T字型モップ、プレーンモップ(=飛行機の羽根を拭くモップ)、ケミカルモップ(ほこりを吸いつける吸着剤を加工したモップ)等、常に新製品を開発してまいりました。
2003年3月には、不要になった繊維製品からモップを製作し、日本初のエコマークモップ「ひまわり」を開発。
2004年3月にはペットボトル繊維から玄関マットを製造し、日本初のエコマークを取得しました。
また2005年には、牛めしの松屋フーズ様のユニフォームをリサイクルしたハンディモップと共に松屋ブランドのエコマークマットを開発し、現在まで全国約800店舗で継続して使用していただいています。
このような顧客専用のエコ製品を開発して繰返し使用するビジネスモデル「お客様ブランドでのエコ製品開発と3Rの実践」を発表し、2007年2月に「東三河ビジネスプランコンテスト最優秀賞」ならびに「豊橋商工会議所会頭賞」を受賞、2008年3月に「2008愛知環境賞・優秀賞」を受賞させていただきました。
OTOMEシリーズ・蓄光マットなど「環境」「安全」「癒し」をテーマに「エコだからこそ美しい」をコンセプトとした「エコカッコイイ」新製品の開発も始めました。
*芳賀織布工場 およそ六十年前からシャトル織り機を使用して前掛け用の帆布を織っている愛知県豊橋市の機屋(はたや)です。
縦糸に横糸2本を引き揃えて織り込んでいく手法にこだわっているため、手間と時間がかかりますが、かがんだ時前掛けに柔軟性があり、使いやすく丈夫です。
最新の織機で織ったのと違い、かさ高で何とも優しいやわらかい風合いがあるため、インテリアやショールなどのファッション製品にも向いています。
社長の芳賀正人さんは研究熱心で、ガラボウなどの昔ながらの紡績を伝承する一方、世界中を飛び回り、珍しい材料での織物作りにも邁進し、海外の野蚕(やさん=野生のシルク)のシルク糸を材料にして手染めのショールなどを織っています。
また最近では、東京の手作り前掛けメーカー「エニシング」の西村社長や豊橋帆前掛地織振興会の方々と共にニューヨークの展示会に出展、講演されたりして活躍し、各新聞、雑誌、NHKなどに取り上げられています。
*シャトル織機は シャトル=飛び杼(ひ)=を行ったり来たりさせて織る昔ながらの織機です。
両端にきれいな「耳」ができるのもシャトル織機の特徴です。
スピードが遅く能率が悪い上、メンテナンスの手間もかかるため、現在では数少なくなっています。
ゆっくりと横糸が行き来しますので、高速で織り上げる量産向けの革新織機では表現することができない、まるで手織りのようなやわらかな風合いが生れます。
*創作三河木綿 「なごみの風」とは 蒲郡市の在住の「創房泰豊」主宰の小田順子さんが、さまざまの種類の糸を使って手織機に動力をつけただけの古いリキ織機(シャトル織機の一種)で織りあげたグラデーションの色の美しい創作三河木綿です。
小田さんの感性で、気分の向くまま細番手の染糸を何色も使い自由に織りあげますので、二度と同じ柄はできない遊び心一杯の織物です。
小田順子さんによって名付けられた創作三河木綿「なごみの風」は、その美しさと面白さで、多くのデザイナーを魅了し、ドレスとしてパリのオートクチュルーのコンテストに出展されたり、バッグ、インテリア作品として発表されています。
小田順子さんは、創業六十年の小田織布工場を夫婦で営む一方、子ども達のために紙芝居を作り・読み聞かせのボランティアに励み、2000年には、物語「雷ゴロン坊 じゃんだらりん共和国発」を文芸社より発刊、蒲郡市環境美化イメージソング「たすけてチャイルドマン」を作詩作曲するなど多芸多彩の織布デザイナーとして活躍しています。
楽天で購入2,640円(税込み)